平成28年3月20日(日)9:50~16:00 広島県社会福祉会館にて 「認知に障害のある人の就労支援を考えるセミナー」が開催されました。(主催:広島県 実施主体:公益社団法人広島県就労振興センター)午前中は、「障害者雇用と就労支援」というテーマで国立重度知的障害者総合施設のぞみの園の志賀利一さんが、「今後の就労移行支援事業所のあり方」というテーマで加島友愛会の酒井大介さんが、お話しをされました。雇用率や障害者手帳の交付率、障害者の就職者数や全国のデーターを分析してのお話が大変興味深かったです。 午後は、精神障害の支援を行っている就労移行支援事業所FLaTの井上さん、発達障害の支援を行っている就労移行支援事業所SOARつつじの萬行さん、高次脳機能障害の支援をしている クラブハウス・シェイキングハンズの山田が登壇し、実践発表を行ったあと、パネルディスカッションをしました。日頃の支援を客観的にとらえたり、他の人から意見をいただくことができた貴重な機会となりました。認知に障害のある人の就労支援を実践している3事業所の共通点として、それぞれの事業所のプログラムでアセスメントをする過程がそのまま自己認知を促す取り組みになっていると感じました。8月には職場適応援助者養成研修が広島で開催されるとのうれしい情報もいただきました。広島に就労支援の輪が広がっていくことになるでしょう。楽しみです。