平成28年3月13日(日)13:30~16:00                                                     廿日市市健康福祉センターあいプラザ 3階講座室で 勉強会をしました。                                同様のテーマで、呉、東広島、備後地区と3ヵ所で開催してきました。今年度最後の勉強会には53名の参加がありました。毎回、ひとりでも多くの方に、何かひとつでも持ち帰ってもらえたらと続けてきたシリーズです。

image

キャプションなし

今回も、家族の体験談をサポートネットひろしま代表の濵田が話し、高次脳機能障害者の支援に携わっている言語聴覚士の本多留美さんに解説いただきました。日常生活場面での障害の現れ方、当事者家族の困り感をどう捉えたらよいか、サポートしたらよいか、日々のかかわりを思い起こしながらお二人の話を聞きました。

 

 

image

キャプションなし

対談のあと、会場からは、地域で何かサポートできることはないか?作業所に来ている高次脳機能障害のメンバーに名前を覚えてもらうには?感情のコントロールが難しい当事者とその家族の思いもある中で、サポートの仕方に悩むことがある、どうサポートしたらいいか?働きたい気持ちの強い人にはどんなサービスをすすめたらいいか?と質問が出ました。                                        まずは家族相談会や勉強会に参加してもらうことから、当事者家族がどんなことで悩んでいるか困っているかを知ってもらうことからサポート(理解)につながると思う。  名前を覚えてもらうには、覚える期間、覚え方は個人差あるが、その人にわかりやすい印をつけるとか、名札をつけたり、見せるような工夫はどうだろうか。 感情のコントロールが難しい人の場合、本人を変えるわけにいかないが、その家族に捌け口があると違う。体験者同士話すことで家族も変わってくれば支援者も関わりやすくなるかもしれない。働きたい気持ちの強い人は、まずは生活面から整えられるような働きかけをしてみてほしい、そんな働きかけをしてくれる作業所にすすめてあげるといいかもしれない。その場合でも、本人のことがわかるサポーターが同行してあげるといいですよ、と濱田、本多さんからアドバイスしました。

来年度も、勉強会を企画しています。随時、お知らせしますので、引き続きよろしくお願いいたします。