平成27 年10月14日(水)14:30〜16:30 千葉県幕張にある障害者職業総合センター職業センター開発課で高次脳機能障害者の職場復帰支援や就職支援のプログラムを行い、効果的な支援技法の開発に携わっておられる職員さんによる、普及を目的とした講習会に参加しました。会場となったハローワーク広島の会議室には、広島障害者職業センターの職員さんや高次脳機能センター、自立訓練施設、障害者就業・生活支援センターの職員さんなどが参加されており、高次脳機能障害者の就労を支援してくださる方がたくさんいらっしゃることをとても心強く感じました。

障害特性の自己理解や自己受容について大きく4つの傾向に分けられる、というお話を大変興味深く聞きました。①障害の気づきが少ないタイプ、②気持ちの面で受け入れにくいタイプ、③機能回復へに期待が強いタイプ、④気分が不安定なタイプ。どの方もこの分類にぴったり合致するわけではありませんが、日々のプログラムに取り組んでいただく様子を通して、症状だけでなく自己理解についてもアセスメントしていきたいと思いました。