平成27年8月8日(土)に、広島県医療ソーシャルワーカー協会主催の研修「障害年金の基礎~応用を学ぼう」に参加しました。
講師は、特定非営利活動法人 障害年金ヘルプデスク の社会保険労務士 松原智治さん、山下千絵さん。高次脳機能障害の事例についても教えてください!という事前のリクエストにも応えてくださり、いくつもの事例をまじえて、障害年金の申請手続きについてお話をしてくださいました。
専門家病気になってからの経過が長すぎてご本人だけでは書類の作成が難しい場合であっても、親身にお話をきいて経過を整理したうえで、関係する機関に出向いて申請に必要な書類を集めていくそうです。障害年金の診断基準の改正や、老齢年金や労災年金等の兼ね合いなど、とにかく複雑でわかりにくい年金の制度ですが、その分野に精通しているプロだからこそ、その方にとって最善の方法を考えてくださるのだと感じました。
障害年金ヘルプデスクでは、これから障害年金を申請しようと考えている障害をお持ちの方や、福祉・医療の関係者などからの相談を受け付けてくださる電話相談や、面談での相談会を行っているとのことでした。
高次脳機能障害サポートネットひろしまでも、生活の基盤を整えることを支援することの一環として、家族相談会の場やクラブハウスでの就労に向けての準備段階で、障害年金の申請についてお手伝いをする機会がありますので、とても心強く思いました。